2013年01月25日

大学院1期生(修士)の論文審査終了

昨日、臨床工学専攻の大学院1期生(修士)の論文審査が終わりました。
「シングルニードル透析における最適治療条件の検討」というテーマで、藤原千尋さんの発表でした。

通常、血液透析治療では血液を体外に出して治療を行うため、脱血と返血の2本の穿刺が必要となります。しかし、血管が細く、発達していない患者さんでは、脱血側の穿刺はできるが、返血側の穿刺ができる血管がないという場合があります。このような場面でシングルニードル(単針)透析が活用されます。この方法は、脱血側にのみ1本穿刺し、そこから脱血と返血を交互に行う治療で、上記のような患者さんには非常に威力を発揮できます。しかし、臨床現場ではシングルニードル透析は透析効率が非常に悪いことと、適切な設定法が確立されていないため、これまであまり活用されていませんでした。

このような臨床現場での問題点に対して、藤原さんは疑問をもち、自分でその答えを得たいと考え、私どもの臨床工学専攻の大学院(2年前に設置)に社会人大学院生として2年前に入って来られました。指導教員は望月精一先生でした。職場と大学の二重生活は大変だったと思いますが、今回、本当に素晴らしい研究発表となりました。さらに2年足らずの間に学会で3回発表し、学術論文誌に2報発表されました。

卒業されて、臨床工学技士として働かれている方も、臨床現場で生まれた疑問(テーマ)に対して、解決(研究)してみてはいかがでしょうか?

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(文責:小野)
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2012年12月21日

大学院の中間発表会

昨日、12月20日(木)に、6F臨床工学科生体計測実習室にて、大学院(臨床工学専攻)の中間発表会がありました。

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発表は以下の通りです。
1.「中間周波電界環境によるカイワレダイコンの効率的な成長促進手法の検討」
                        片岡真吾 (修士課程1年)
2.「在宅透析患者における患者情報管理システムの開発に関する研究」
                        吉田圭介 (修士課程1年)
3.「シングルニードル透析における最適操作条件の検討」
                        藤原千尋 (修士課程2年)
4.「Wave Intensityを応用した力-頻度関係(Force-Frequency Relation)の非侵襲的計測法の開発」
                        田中みどり(博士課程2年)

非常に活発なディスカッションがあり、今後の研究の発展が期待されます。特に、社会人入学の2名の発表は、日常業務と同時並行で授業や研究を進めていくといった大変な努力の結晶だと思います。また、学会発表だけでなく複数の論文投稿を行なっており、非常に素晴らしいと思いました。

発表された大学院生の皆さん、お疲れ様でした。これからの益々の研究の発展を期待しております。

(文責:小野)

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2012年12月18日

中間研究発表会

今週木曜日に大学院生の中間研究発表会があります。この時期に各専攻ごとに行われるものです。先日、4年生の卒業研究発表会がありましたが、大学院ですから研究が中心ですので、内容も充実したものになると思います。修士課程1年2名、2年1名、博士課程2年1名の合計4名です。

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臨床工学専攻 中間研究発表会
日時:平成24年12月20日(木) 16時30分〜18時
場所:臨床工学科―生体計測実習室(6355室)
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posted by スタッフ at 07:18| 岡山 🌁| 大学院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする